もう季節は春ですが、冬におすすめなお気軽フィッシングを紹介します。
海の釣りで、対象魚は[タケノコメバル]
年中比較的簡単に釣れる根魚です。
釣れない季節、サイズが上がらない時期
その冬にも狙って釣れる最高のターゲットなのですw
地域に寄って呼び名は違うと思いますが、
それは各自ググってください^ ^
知る限り他によく聞く名前だと(ベッコウゾイ)
画像は勝手に拝借、都合悪ければ消しますので
よく似た魚に根魚代表格の[ガシラ](カサゴ)などがいます。
画像は勝手に拝借、都合悪ければ消しますので
他にもハオコゼやオニカサゴ、ミノカサゴなどの似た魚がいますが、こちらの3種は背びれや尾びれ胸びれなどに毒があります。
不用意に触らずフィッシュグリップやフィッシュトングを駆使し、ロングノーズペンチなど併用して魚に触れずに針を外してください。
タケノコメバルとガシラは現場で数を釣らないと見分けれないくらい外見がそっくりで、釣れる場所も似ています。
タケノコメバルがおススメなのは
ガシラより大きく成長するから^ ^
ガシラは25cmあたりがいいとこですが、
タケノコメバルは稀に40cmを超えるサイズもあがります。
そしてカッコいい(これはかなり重要)
タケノコメバルはガシラと比べると
河口付近の石畳やガレ場に多く生息し、びっくりするくらい浅い水深でも釣れる魚です。
もちろん深場にもいますが、深場だとガシラ君の方が釣れる事が多いです。
なので、ポイントさえ掴めばある程度釣り分けれる魚とも言えます。
あと、根魚全般に言える事だと思いますが、
基本的にテリトリーとしている場所から離れない習性を持っている為、リリースしてあげるとそのポイントで長く楽しむ事ができます。
魚からしたらたまりませんが(^^;;
逆に持ち帰って食べるのは当然いいんですが、そのポイントの魚影は薄くなっていきます。
成長に時間がかかる魚です。
過度なキープはポイントを数年間ダメにしてしまいます。
注意しましょう。
この子はガシラ君
僕がよく行くポイントは夜釣りがメインです。
昼間でもウィードが生えているなど条件がいいポイントではよく釣れるようです。
狙い方はとっても簡単
根魚なので字のごとく底ベタの障害物に隠れながらエサを待っていますので、底をとっての釣りになります。
ボトムが感じられるウエイトのシンカーを使ったり、感度のいいタックルを使用してください。
浮いていると極端にバイトは遠のきますので。
シンプルなリグだと、ジグヘッドリグにワーム
根掛かりが多いようだとジグヘッドリグを軽くしていくかスプリットショットリグなどでカバーします。
サイズ感は小さく軽い方が根掛かりにくいし、
大きければ比較的大きいサイズが狙って釣りやすくなります。
小さいリグだとアジングのワームサイズ
大きいのはそれなりに大きくても平気で食ってきます。
シーバス狙いのミノーやシンペンにも食ってくる魚です。活性が高ければ見えた物は基本食ってきます。
ただ、活性が低い時はしつこく目の前を通してあげないと食いません。
餌だと活性が低くてもさらにイージーに釣れます。
種類はなんでもいいのですが、反応がいいのはアオイソメやマムシでエサ持ちもいいです。
仕掛けはブッコミ仕掛けで充分です。
ルアーも餌もラインの太さは場所に合わせてですが、アタリを見逃すと潜られる事が多いので、リーダーは6〜10ポンド辺りのフロロを使用すると安心です。
ラインは太くても全然食ってきます
太すぎると軽いウエイトのリグが使いにくくなるのでそこは調整してください。
アタリはほとんどフォール中かその直後のステイにバイトがあります。
キャストしてボトムをとろうとラインを張ったら釣れてたなんて日常茶飯事。
ラインを張るのが遅れると既に根に潜られていたりします。
強引に引きずり出そうとしても出てこない事が多いため、30秒から2〜3分待つと出てくる事もあります。
魚のアタリや引きを感じたのに動かない場合は根気が大事。
もちろん出てこない事やただの根掛かりだったりもしますがw
フォール中のバイトを取れるようになると釣果は倍増です^ ^
ハリが飲まれていたらアワセが遅い証拠です。
上顎フッキングが理想的なかかり方です。
魚も弱りませんし、バレにくい。
ロッドはフォールのアタリをとるために感度重視がいいので、メバリングロッドなどの食い込み重視のティップの物より、不意な大物にも対応しているバットがしっかりめのアジングロッドの方が向いてると思います。
根から引きずり出す時もバットがしっかりしていると剥がしやすいですね。
冬に魚のアタリや引きを味わいたくなったら是非タケノコメバルに癒してもらってください。