ゆったり癒しの比良山系縦走❶
現在、手元のスマホに入ってる写真のみでブログを書いているので時期が偏りますが、また2年程前の事です。
滋賀を代表する山域の一つ
比良山系を縦走してきました。
(縦走(じゅうそう)とは登山の方法のひとつであり、一般的には山頂に立ったあと下山せずそのまま次の山へ向かうことを指す。ルートによっては山頂を重視せず稜線を歩いて行くことも縦走と呼ぶ。下山しないとはいえ数百メートル下り、そこから登り返すことも多いためひとつの山頂を目指すピークハントと比べてより体力、知識、経験が必要となる。)Wikipedia
端から端まで距離にして約40km程の低山なので、難易度は低く、2日あれば景色を楽しみながらゆっくりハイキングを楽しめます。

自宅最寄り駅から始発の電車に乗り込み
滋賀県の和邇(わに)駅に到着したのが7:20

駅のトイレで用を足し、駅から出てバス停を探すと乗ろうとしていたバスが丁度停車。
駅からバスに乗らずに歩くと、登山口手前のバス停まで40分程度かかり、
そこから登山口までCT(コースタイム)で50分程かかるのでこのバスは出来るだけ使いたいのです。
無事バスに揺られる事10分そこそこで終着駅に到着
そこからウォーミングアップがてら、えっちらおっちらペースはゆっくりで登山口を目指します。

8:10
霊仙山口 (登山口)到着
体もいい感じに温まったので、ウインドシェルを脱ぎ半袖になります。
最初は半袖だと少し肌寒いくらい。

林道の様な登山道を上がって行くと、途中からアスファルトからトレイルらしくなってきます。
1度この道は下山で使った事があるので覚えていて
後半からそこそこ急登になるのでここもペースはゆっくり出来るだけ温存しながら登って行きます。

急登が始まると視界が開けてきました。

1つ目のピークが見えてきました。
あの雰囲気は天国か?

この時の季節は春。5月頃で新緑の緑と
花の鮮やかな赤と空の青で目が覚めました。

登りきると展望が広がります。
眼下に広がる琵琶湖。低山ながら圧巻です。

9:20
権現山に到着です。
ここの景色と雰囲気が大好きです。
よく行く近場の山には無い雰囲気だ〜
そしてまだ初日、登りだして間もないですが、
ここからが私的にこの山系のハイライトです。

権現山からの縦走路の始まり
ここからアップダウンが続きますが
気持ちピッチの早いいいペースで歩けます。

気持ちいいシングルトラックが続きます
しばらく歩くと2つ目のピークが見えてきました。

9:50
ホッケ山到着(ピークが多いのでもう数は数えない)
写真はありませんが、360度のパノラマが楽しめます

このトレイルの雰囲気も素敵
途中、小女郎ヶ池の分岐を曲がらずまっすぐ縦走路を進み、軽く上ると

1,000mそこそこの山とは思えない景色が広がり、気持ちの良い1本のトレイルが続きます。
これぞ縦走路といわんばかりの壮観で見事です。

歩いて来たトレイルを振り返る
ここの景色が自分的には比良山系イチのお気に入りな景色です^ ^
景色に見とれてなかなか足が進みませんが、
急ぐ必要も無い距離なので、のんびり行きます

10:30
蓬莱山に到着。
ちょっとここでひと休憩。

山頂付近の展望
敢えて写真には写していませんが、
ここはロープウェイで上がってこれる場所なので、
人も人工物も多めです。

蓬莱山山頂直付近は冬になると
びわ湖バレイスキー場として賑わいます。
先程の道中のお気に入りの景色も、
低山なのに背の高い木が少ないのは
比良山系が雪深くなるのが影響して
生まれたものなんでしょうね。
雪の無い季節もびわ湖バレイは営業されているので、祝日はそれなりに人で賑わうようです。
休憩も済んだので、ゲレンデを歩いて下ります。
ゲレンデは意外?にも傾斜がキツイので、歩いて上り下りはかなり足に堪えます。
前回来た時は上り。今回は下り。
左膝が長頸靭帯炎の癖があるので、下りは苦手です
負荷を与えずゆっくり下ります。
ゲレンデを下りきると下った分だけ上り返します。
上りきると打見山です。
写真は無し。ロープウェイ山上駅が打見山の山頂のようです。

そこから先ほどより小ぶりなゲレンデをまた下ります。もうこの下りはいやっ 泣
ストックに少し体重を預けながらジグザグに下って行きました。

11:05
この辺りから分岐が多く、樹林帯のやや不明瞭なトレイルが続きますがテープを見落とさなければ問題ありません。

新緑の緑が眩しく目を貫いてきます。
この色が1年で1番自然が生き生きして見えて気持ちが良いです。
樹林帯は展望が望めない為、ぐんぐん行きましょう

11:40 比良岳

12:15 葛川越(かづらがわごえ)

12:30 烏谷山(からとやま)

13:00 荒川峠
ちょうどいい気温で半袖が心地良い
人より汗かきなので、いつもはボトボトですが
この日は汗をほとんどかかずに歩けました。

13:20 南比良峠

14:00 金糞峠(かなくそとうげ)近くの分岐

14:05
小川が見えてきました。
ここまで来ると初日のテント場はもう近く
もう少し頑張って歩きます。
この辺りから宿泊装備が入ったザックが
ずっしり重たく感じだしました。

14:25 八雲ヶ原 ヤクモ池
八雲ヶ原が比良縦走路のメインのテント場になります
厳密にはテント適地でテント場では無いので、
水道はもちろんトイレもありません。

ヤクモ池のアカハライモリ
写真では1匹しか写っていませんが、
数えきれないくらい大量にいますw
かなり可愛い。
ゆっくり来た割に予定より30分くらい早く着いたので、のんびりイモリと遊んで時間つぶし
今日はここでは幕は張らず、
少し離れた場所で幕営します。

15:00 北比良峠
今日の寝床はここ
風が吹き上げて来る場所で避ける物がありません。
風の穏やかな日にだけ幕営しましょう。

お気に入りのウィスプ
ビールも2本持ってきました^ ^
まずは1本プッシュっと。
全然足りないので、ビール後はウイスキーをちびちびやります。

やっぱここは最高だわ
快晴な天気に感謝
琵琶湖もどかーんと見渡せる。
時間は持て余すほどあるので、近くの小川に水分を調達しに。
今日下から担いだ水は1ℓで、途中打見山の自販機で500㎖水を補給。ちょうどテン場で残り少なくなったので狙い通り。
ソーヤーミニで浄水した水は2.5ℓ
晩のラーメンとアルファ米
翌日朝の雑炊とコーヒーと飲み水
残った水が明日の行動用になる1.5ℓ
今日2.5ℓ背負わずに来れたのはやっぱデカイな〜
疲労が全然違います。
もちろん場所も自分の事も分かって
おかないとリスクもあります。
ここは小川から汲めるから大丈夫ですが、
水場が枯れていたら終わりですからね〜
テン場に戻って景色を眺めながら
ビールとラーメン。幸せな時間。
山の中で温かい物が食べれるのはやっぱ幸せですね。
あてに持ってきたスルメや行動食のナッツや柿ピーで
22時くらいまでだらだら過ごしてしまいました。
つづく
滋賀を代表する山域の一つ
比良山系を縦走してきました。
(縦走(じゅうそう)とは登山の方法のひとつであり、一般的には山頂に立ったあと下山せずそのまま次の山へ向かうことを指す。ルートによっては山頂を重視せず稜線を歩いて行くことも縦走と呼ぶ。下山しないとはいえ数百メートル下り、そこから登り返すことも多いためひとつの山頂を目指すピークハントと比べてより体力、知識、経験が必要となる。)Wikipedia
端から端まで距離にして約40km程の低山なので、難易度は低く、2日あれば景色を楽しみながらゆっくりハイキングを楽しめます。

自宅最寄り駅から始発の電車に乗り込み
滋賀県の和邇(わに)駅に到着したのが7:20

駅のトイレで用を足し、駅から出てバス停を探すと乗ろうとしていたバスが丁度停車。
駅からバスに乗らずに歩くと、登山口手前のバス停まで40分程度かかり、
そこから登山口までCT(コースタイム)で50分程かかるのでこのバスは出来るだけ使いたいのです。
無事バスに揺られる事10分そこそこで終着駅に到着
そこからウォーミングアップがてら、えっちらおっちらペースはゆっくりで登山口を目指します。

8:10
霊仙山口 (登山口)到着
体もいい感じに温まったので、ウインドシェルを脱ぎ半袖になります。
最初は半袖だと少し肌寒いくらい。

林道の様な登山道を上がって行くと、途中からアスファルトからトレイルらしくなってきます。
1度この道は下山で使った事があるので覚えていて
後半からそこそこ急登になるのでここもペースはゆっくり出来るだけ温存しながら登って行きます。

急登が始まると視界が開けてきました。

1つ目のピークが見えてきました。
あの雰囲気は天国か?

この時の季節は春。5月頃で新緑の緑と
花の鮮やかな赤と空の青で目が覚めました。

登りきると展望が広がります。
眼下に広がる琵琶湖。低山ながら圧巻です。

9:20
権現山に到着です。
ここの景色と雰囲気が大好きです。
よく行く近場の山には無い雰囲気だ〜
そしてまだ初日、登りだして間もないですが、
ここからが私的にこの山系のハイライトです。

権現山からの縦走路の始まり
ここからアップダウンが続きますが
気持ちピッチの早いいいペースで歩けます。

気持ちいいシングルトラックが続きます
しばらく歩くと2つ目のピークが見えてきました。

9:50
ホッケ山到着(ピークが多いのでもう数は数えない)
写真はありませんが、360度のパノラマが楽しめます

このトレイルの雰囲気も素敵
途中、小女郎ヶ池の分岐を曲がらずまっすぐ縦走路を進み、軽く上ると

1,000mそこそこの山とは思えない景色が広がり、気持ちの良い1本のトレイルが続きます。
これぞ縦走路といわんばかりの壮観で見事です。

歩いて来たトレイルを振り返る
ここの景色が自分的には比良山系イチのお気に入りな景色です^ ^
景色に見とれてなかなか足が進みませんが、
急ぐ必要も無い距離なので、のんびり行きます

10:30
蓬莱山に到着。
ちょっとここでひと休憩。

山頂付近の展望
敢えて写真には写していませんが、
ここはロープウェイで上がってこれる場所なので、
人も人工物も多めです。

蓬莱山山頂直付近は冬になると
びわ湖バレイスキー場として賑わいます。
先程の道中のお気に入りの景色も、
低山なのに背の高い木が少ないのは
比良山系が雪深くなるのが影響して
生まれたものなんでしょうね。
雪の無い季節もびわ湖バレイは営業されているので、祝日はそれなりに人で賑わうようです。
休憩も済んだので、ゲレンデを歩いて下ります。
ゲレンデは意外?にも傾斜がキツイので、歩いて上り下りはかなり足に堪えます。
前回来た時は上り。今回は下り。
左膝が長頸靭帯炎の癖があるので、下りは苦手です
負荷を与えずゆっくり下ります。
ゲレンデを下りきると下った分だけ上り返します。
上りきると打見山です。
写真は無し。ロープウェイ山上駅が打見山の山頂のようです。

そこから先ほどより小ぶりなゲレンデをまた下ります。もうこの下りはいやっ 泣
ストックに少し体重を預けながらジグザグに下って行きました。

11:05
この辺りから分岐が多く、樹林帯のやや不明瞭なトレイルが続きますがテープを見落とさなければ問題ありません。

新緑の緑が眩しく目を貫いてきます。
この色が1年で1番自然が生き生きして見えて気持ちが良いです。
樹林帯は展望が望めない為、ぐんぐん行きましょう

11:40 比良岳

12:15 葛川越(かづらがわごえ)

12:30 烏谷山(からとやま)

13:00 荒川峠
ちょうどいい気温で半袖が心地良い
人より汗かきなので、いつもはボトボトですが
この日は汗をほとんどかかずに歩けました。

13:20 南比良峠

14:00 金糞峠(かなくそとうげ)近くの分岐

14:05
小川が見えてきました。
ここまで来ると初日のテント場はもう近く
もう少し頑張って歩きます。
この辺りから宿泊装備が入ったザックが
ずっしり重たく感じだしました。

14:25 八雲ヶ原 ヤクモ池
八雲ヶ原が比良縦走路のメインのテント場になります
厳密にはテント適地でテント場では無いので、
水道はもちろんトイレもありません。

ヤクモ池のアカハライモリ
写真では1匹しか写っていませんが、
数えきれないくらい大量にいますw
かなり可愛い。
ゆっくり来た割に予定より30分くらい早く着いたので、のんびりイモリと遊んで時間つぶし
今日はここでは幕は張らず、
少し離れた場所で幕営します。

15:00 北比良峠
今日の寝床はここ
風が吹き上げて来る場所で避ける物がありません。
風の穏やかな日にだけ幕営しましょう。

お気に入りのウィスプ
ビールも2本持ってきました^ ^
まずは1本プッシュっと。
全然足りないので、ビール後はウイスキーをちびちびやります。

やっぱここは最高だわ
快晴な天気に感謝
琵琶湖もどかーんと見渡せる。
時間は持て余すほどあるので、近くの小川に水分を調達しに。
今日下から担いだ水は1ℓで、途中打見山の自販機で500㎖水を補給。ちょうどテン場で残り少なくなったので狙い通り。
ソーヤーミニで浄水した水は2.5ℓ
晩のラーメンとアルファ米
翌日朝の雑炊とコーヒーと飲み水
残った水が明日の行動用になる1.5ℓ
今日2.5ℓ背負わずに来れたのはやっぱデカイな〜
疲労が全然違います。
もちろん場所も自分の事も分かって
おかないとリスクもあります。
ここは小川から汲めるから大丈夫ですが、
水場が枯れていたら終わりですからね〜
テン場に戻って景色を眺めながら
ビールとラーメン。幸せな時間。
山の中で温かい物が食べれるのはやっぱ幸せですね。
あてに持ってきたスルメや行動食のナッツや柿ピーで
22時くらいまでだらだら過ごしてしまいました。
つづく